はじめに
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【哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんに】ママの悩みQ&A10選(前編)|心が折れそうなあなたへ
前編では、哺乳瓶が飲めない赤ちゃんと向き合うままの
「心の揺れ」にフォーカスしました。
後編では、こんな悩みに寄り添っていきます:
- 家族からの何気ない一言に傷ついた
- 保育園を控えて不安しかない
- 本当は「もう哺乳瓶やめてもいいかな」と思っている・・・
それでも、もう少しだけ向き合いたいあなたのために―――
Q6からの後半戦、ゆっくり読んでいってくださいね。
Q&A6−10選
Q6:家族が「まだ飲めないの?」と言ってきて・・・辛いです。
A6:
やっと哺乳瓶をくわえてくれるかも?と思った矢先―――
家族のひとこと。
「まだ飲めないの?」
「何日やってるの?」
その言葉に、思わず胸がキュッとなったママも
多いのではないでしょうか。
実はこの悩み、本当に多いのです。
家族に悪気がないのは分かっている。
でも、がんばってる途中のママには
そのひとことが”否定”や”責め”に聞こえてしまうこともある・・・

▼まずはこう自分に言ってみてください:
「私は、赤ちゃんとふたりで(時々パパと?)チャレンジを続けてる。
その努力は、外からは見えにくいだけ。」
家族や周囲に理解してもらうには
「うまくいかない原因をママ一人の責任にしないでね」とやんわり伝えるのが大切です。

ママが毎日どれだけ心を砕いているか
赤ちゃんはちゃんと知っています。
たとえ誰に伝わらなくても
一番そばにいる赤ちゃんが、一番分かってくれているんです。
Q7:このまま哺乳瓶を使えないまま育てるのもアリですよね?
A7:
何日チャレンジしてもダメ。
泣かれて、拒否されて、心が疲れてきた。
本来の目標も見失いそう。
そんなときふと、こう思ったことはありませんか?
「もうこのまま哺乳瓶ナシでもいいのかな・・・?」

はい、それも立派な選択肢です。
哺乳瓶を使わずに育った赤ちゃん、たっくさんいます!
離乳食を通してコップ飲みへ進んだり
保育園で「保育士さんからなら飲めた!」というパターンも。
哺乳瓶=必須ではありません。
ママと赤ちゃんにあった方法で育てられたなら、それが正解。
▼気をつけるとしたら:
- 預ける予定がある場合は、代替手段(スプーン・ストロー・保育園との連携)を事前に確認
- 水分補給の工夫(スープ・スプーン飲み)を早めに取り入れる準備も◎

「哺乳瓶が使えなかったら困る」じゃなくて
「他の方法もある」って知っていることが、一番の安心材料!
哺乳瓶をあきらめたって
あなたの愛情が揺らぐわけじゃありません。
赤ちゃんに必要なのは、ママの心の余裕です。
Q8:保育園に預けるのに、哺乳瓶が飲めないと困りますか?
A8:
仕事復帰が近づいてきた。
なのに、赤ちゃんは哺乳瓶を全力拒否。
「このままじゃ保育園で何も飲めないんじゃ・・・?」
「ちゃんと預かってもらえるの?」
焦りと不安で、夜眠れなくなるママも多いテーマです。
結論から言うと、園によりますが
“絶対に飲めないとダメ”ではありません。
多くの園では、哺乳瓶が苦手な子に対して
柔軟な対応をしてくれます。

▼よくある対応例:
- 保育士さんがスプーンやコップ飲みに切り替えてくれる
- 「ママがいなければ飲めた!」という例も多数(不思議だけど本当)
- 量が少なくても、離乳食+水分補給でカバーすることも可能
▼ただし、事前にやっておくと安心なこと:
- 保育園との面談で「今の状況」を伝える
- どう対応してもらえるか確認しておく
- 搾乳や乳首の種類などの情報も共有できるとスムーズ

「今、飲めない」ことよりも
「どうすればお互いに心配なく預けられるか」を考えれば大丈夫。
完璧じゃなくてもいいんです。
“今できること”を積み重ねていけば、それが保育園生活の準備になります。
Q9:ミルクの種類を変えると飲んでくれるって本当?
A9:
「このミルクは飲まないけど、別のなら飲んだ!」
そんな話を聞いて、思わず検索しまくったこと・・・ありませんか?
「うちの子も、ミルクを変えたら飲むかも・・・?」
「今のミルクが合ってないのかな?」
哺乳瓶拒否が続くと、つい”味”に答えを求めたくなるものですよね。

実際、ミルクの味やにおいが赤ちゃんの好みに
合っているかどうかは影響します。
ただし・・・
ミルクを変えることで
飲めるようになる子もいれば
変えても変えても飲まない子もいます。
▼試してみるなら、こんなふうに:
- 1缶買う前に、スティックタイプなどの少量パックで試す
- 「粉ミルクの匂いが苦手」な赤ちゃんには「液体ミルク」も選択肢に
- ミルクだけじゃなく乳首との相性もチェック!

ミルクの種類にこだわりすぎて
ママが疲れちゃったら本末転倒
いちばん大事なのは
「飲まなくても、私がそばにいる」っていう安心感です。
飲めなくても大丈夫。
飲めたらラッキー。
そんな気持ちで、ミルクとの相性チェックをゆる〜くしてみてくださいね。
Q10:「母乳のほうが愛情ある」って言われて傷つきました。
A10:
ママとして毎日がんばってるのに
たったひと言で、心がズタズタになることがあります。
「母乳のほうが愛情があるよね」
「哺乳瓶だとラクすぎて可哀想じゃない?」
―――言った側に悪気がなくても
その言葉はがんばってきた気持ちを否定されたようでツライ。

まず、母乳かミルクかで「愛情の深さ」は決まりません。
愛情って”手段”じゃなく”向き合い方”に宿るもの。
泣いたら抱っこする
飲めなくても試してみる
飲んでくれたら一緒に喜ぶ
それ全部、あなたの深い愛情のあらわれです。
▼こんなふうに考えてみてください:
- 愛情は「出てるか出てないか」じゃなく「注いでるかどうか」
- 哺乳瓶であげたって、赤ちゃんはちゃんとぬくもりを感じてる
- 比べる必要、ありません。他の誰とも、あなた自信とも。

母乳でも、ミルクでも
どんな育児スタイルでも
愛情はちゃんと赤ちゃんに伝わっています。
どうか、他人の言葉に
あなたの大切な気持ちまで飲み込まれませんように。
【Q&A後編】まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます。
哺乳瓶で飲めないことで悩む日々
家族の言葉にモヤッとしたり
もうこのままでいいのかな・・・と迷ったり。
それでも向き合おうとしてきたママに
私から伝えたいのは・・・

どんな選択でも、あなたの決めた育児に自信を持って
赤ちゃんが飲んでくれた日も
泣いて終わった日も
どれも大切な記録です。
“飲めるようになる”じゃなく
“今日もやってみた”が、いちばんの宝物。
きっと10年後に、こんな日もあったよねと微笑む日が来ると信じてね。
どうか、今の自分自身にハナマルをあげてください。
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