いよいよ後半戦!
Day4からは「ミルクだけチャレンジ」や「休息日」も登場。
気負わず、赤ちゃんとママのペースで、続きをご一緒しましょう。
▼前編(Day0〜Day3)をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ
◆Day4:母乳のあとに”ちょい足し”作戦

ここまでくると、ママの中にも
「今日こそ飲んでくれるかな・・・?」と淡い期待が
芽生えてきたりしますよね。
でも同時に「飲まなかったらまたがっかりするかも・・・」
って心のブレーキがあるのも事実です。
そんな時こそ、”ちょい足し”作戦の出番!
「いつものおっぱいのあとに、ちょこっと追加」してみよう
- いつもどおり母乳で授乳(まずは安心させる)
- その後に、哺乳瓶でミルクを少しだけプラス(10〜20mlでOK)
- くわえただけで「すごい!」
ゴクッとしたら「天才!」
舐めただけでも「ありがとう!」
赤ちゃんが哺乳瓶を受け入れやすくなるのは
安心してお腹が満たされているとき。
「もうすでに満たされているし、哺乳瓶でもいいかも」って
まんぷくハイテンションの勢いで飲んでくれることもあります!
逆に、空腹すぎると「違う―!」って怒っちゃうので
“あとちょっと飲めるかも”くらいのタイミングがベスト。
◆Day5:ミルクだけでチャレンジしてみる日

さぁ、ここまで頑張ってきたママと赤ちゃん。
いよいよ中盤戦の山場です!
今日のミッションは―――
「ミルクだけ」で勝負!
とはいえ、そんなに気合を入れなくて大丈夫です。
飲まなくても、くわえなくても
ママが試した時点で成功です。
”ミルクだけ”で哺乳瓶を差し出してみよう
- 少量(30mlくらい)でOK!
「飲めたらラッキー」くらいの感覚で - 赤ちゃんのご機嫌タイムを狙って出してみる
- 拒否されたらすぐ撤退!
これまでと同じく、潔く「今日はこれまで」にしよう
赤ちゃんって「知ってる味じゃない!」と舌で全力拒否する名人です。
でも、今日あなたがミルクだけでチャレンジしたこと自体、もうすごい!

飲んでくれたら拍手喝采!飲まなくてもチャレンジ成功!!
そしてママ、自分でミルクの量を調整したり、泣かれても落ち着いて対応したり・・・
知らないうちに”哺乳瓶マスター”への階段、登ってますよ。
◆Day6:リラックスタイムにそっと差し出す作戦

赤ちゃんも大人と同じで
“なんか今日は気分がいいな〜”っていう日がありますよね。
そんなときこそ、哺乳瓶チャレンジのチャンス!!
ご機嫌な時間にそ〜っと哺乳瓶を差し出してみよう
- お昼寝前、お風呂あがり、抱っこでウトウト・・・など
リラックスしている時間帯を見極めてGO! - 赤ちゃんのテンションを見ながら、静かに、自然に、さりげなく
- うまくいったら・・・こっそりガッツポーズ!
哺乳瓶の練習って、なんとなく”空腹タイム”にやりがちですが
実はそれって「怒りのゴング」を鳴らしてることもあるのです・・・(笑)
むしろ、「今なら何が来ても許せるかも〜」というフニャフニャタイムのほうが
案外うまくいったり。

“飲ませる”というより、”手渡す”くらいの軽さで・・・
赤ちゃんのペースにそっと乗っかる感じでいきましょう。
◆Day7:今日はおやすみでもOKな日

1週間、チャレンジしてみてどうだったでしょうか。
哺乳瓶を受け入れてくれた日も、くれなかった日も―――
全部、意味のある1日でした。
がんばった7日間を、ママ自信が褒めてあげる日
- これまでのチャレンジを、振り返ってみる
→「Day3は笑えたな」とか、「Day6はちょっと泣いた」とか - 赤ちゃんと自分に向けて、「おつかれさま」とつぶやいてみる
- そして、今日は哺乳瓶を出さない、そんな選択もアリ
哺乳瓶を受け入れるまでの道のりは
階段じゃなくて“ぐるぐるスロープ”みたいなもの。
ちょっとずつ進んで、たまに戻って
気づいたら前に進んでた―――そんなふうでいいのです。

7日間で変わらなくても、あなたは確実に前に進んでいます。
「飲まなかった」という経験も
赤ちゃんにとっては“哺乳瓶を知った日”であり
ママにとっては“あきらめずに向き合った日”です。
今日、哺乳瓶を持たない選択をしても
それはママの愛のかたち。
7日間、本当におつかれさまでした!
これからも、ママの笑顔が少しでも増えますように。
後半まとめ
哺乳瓶への道のりは
決して一直線ではありません。
泣かれて心が折れそうになる日も
うまくいって小さくガッツポーズした日も―――
すべてが「親子で育っていくプロセス」です。

この7日間プランは、成功するためのマニュアルではなく
“ママが自分を責めないための道しるべ”
完母から哺乳瓶移行に、正解はありません。
でも、あなたが赤ちゃんに向き合い続けたこと―――
それだけは紛れもない「愛情の証」です。
どうかこの先も、あなたのペースで
笑える日を少しずつ増やしていけますように。
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