【それ、ホルモンのせいかもしれません】プレ思春期に揺れる小5女子の取り扱い方

👹鬼ばばのリアル育児録

この記事は、「プレ思春期」という心と体の変化の時期を迎えた子どもたちと、少しだけ距離感を工夫しながら、穏やかに寄り添っていくためのヒントをお届けします。

はじめに:「また始まったな」と、つぶやく日々

最近、小5の娘がちょっとしたことですぐにイライラ、不機嫌になります💦

たとえば――

🔸弟達が帰宅後手を洗わずに、もしくは足ベタベタでリビングに行くと…
🔸なかなかYouTubeを終わりにできないと…
🔸いつまでもお風呂に入らないと…
🔸宿題にさっさと取りかからないと…
🔸食べた後の食器や椅子を片付けないと…

私が言う前に娘が一言、お灸をすえます(笑)
しかも口調もわたしそっくり。

あんたは母かっ✋️って突っ込みたくなる(笑)

……でも、いざ自分のことになると、わりと、いや大分甘い。
弟たちに注意したり、ブチギレてることを
自分も平気でやってます。

そして、こんなことでもイライラ。

🔸履いていこうと思っていた靴下が見つからないと…
🔸自分のもの散らかしすぎ、邪魔だから部屋に勝手に持っていくと…
🔸わからない宿題を聞いてきたくせに丁寧に説明しようとすると…
🔸一番風呂に入りたがるくせに、いつまでも入らなくて怒られると…

地雷がそこら中に散らばってて、母も正直かなり神経を使います💧

今これ言ったらブチ切れるだろうな〜と覚悟をもって
娘に挑んでいる毎日です。

プレ思春期とは?:心と体がゆらぎはじめるサイン

小学校高学年の女子は
ちょうど「プレ思春期」と呼ばれる時期に差しかかっています。
イラストでいうとちょうど思春期の入口あたり。

参考リンク:ソフィhttps://www.sofy.jp/ja/advice/period-changes/01.html

第二次性徴の初期段階。
ホルモンの波が、じわじわ〜っと心身に影響を与え始める頃です。

🔸身長や体重の変化、二次性徴の始まり(乳房発達、陰毛が生えてくるなど)
🔸イライラしやすくなったり落ち込みやすくなったり気分がジェットコースター
🔸親に反抗、友達関係を重要視、自分の行動に責任を持ちたがる
🔸自分で考えて行動しようとする

内面では「自分でもうまく扱えない感情の揺れ」が起きていて
その違和感やもどかしさにイライラし
本人が一番戸惑っているのかもしれません。

そこへ、学校の人間関係や、弟との力関係、家の中の些細なストレスが加わり、
“ちょっとしたことで爆発する”という状態が、日常の中に組み込まれていきます。

親が押さえたい4つのポイント

まずは、家庭でできるケアを意識してみることから始めてみようと思います💡

1. 睡眠:小学生は9〜11時間が理想!?

我が家の娘は睡眠には意外と貪欲。

わたし、寝ないとだめなの🙅
たくさん寝たいの💤

なのでなるべく8時半〜9時までには布団に入るようにしています。
けど、朝の早起きが好きで(5時半〜6時)
実質寝てるのは9時間くらいかな💦

朝の静けさの中で、誰にも邪魔されずドラマ見たり
最近ハマっている手芸に没頭するのが好きみたい。
10時間は厳しいかもだけど💦
なるべくこの9時間ラインを守らせようと思います。

スマホはGoogleファミリーリンクで
8時半にロックがかかるようにしています📱

2. 食事:ダイエットや偏食に注意

🔸規則正しく
🔸朝ご飯はしっかり
🔸偏食しない

これ大事にしてます。
特にエネルギー、タンパク質、カルシウム、鉄、ビタミンなどの栄養素は心がけを。

鉄分不足からくる貧血・疲れやすさ・イライラも起きやすいです。

ダイエットにも興味を持ち始める頃。
間違った知識を持たせないようにしなきゃね。

3. 運動:体を動かすことで感情が整う

運動は、単なる体力づくりだけではありません🎾
体を動かすことは
感情の安定や意欲の向上にひと役買ってくれるんです。

体を動かすと、脳内ではセロトニンやドーパミン
といった“心を整える物質”が分泌されます⚡️

好きなスポーツがあれば、とことんやってみる!
もし苦手なら、軽いウォーキングやストレッチ
もちろん放課後の外遊び、ちょっとしたダンス動画でも🙆

4. 見守り:口を出すより“居る”ことが大事

ついアドバイスしたくなる、注意したくなる――でも。
本人が自分の気持ちを処理できるまでの“余白”を持てることも大切です✋️

「ここに居るよ」「いつでも話せるよ」「今じゃなくてもいいよ」という雰囲気は
プレ思春期の子にとって何よりの安心材料。

言葉より、存在感◎ 母のポジションを見直すいいタイミングなのかも。

“応戦しない”が正解◎:母の戦略的距離感

以前の私は、ついそのイライラに正面から向き合っていました。

「何その言い方!」
「怒ることじゃなくない?」

と、火に油を注ぐような返しをしては、後悔。
今はもう少し戦略的です。

それもこれも、ホルモンのせいだぜ🌀


とつぶやきながら、一歩引いて見守ります。

すると不思議なことに…
少し時間をおいて「ねえ〜聞いて〜」と何事もなかったかのように話しかけてくる(笑)

毎日この“嵐と凪”の繰り返しです。
まるで家庭内に低気圧と高気圧が交互にやってきているかのよう。

娘の中に”ちいさな私”を見るとき

「私にそっくりだな」と思うこともあります(笑)
話し方、ムッとしたときの顔、弟への当たり方。まるで“ちっちゃい母”

だからこそ、こちらの心もかき乱されるし、反省もする。
言葉遣いを見直すきっかけにもなっています💧

ただ、娘の中ではちゃんと考えていることも多くて――

「自分でもいけないってわかってるんだけど」

そうやって自分の気持ちを少しずつ言葉にしようとする姿を見ると、
これはもう立派な“成長のサイン”なのだと、あらためて思わされます。

おわりに:唱えてみる魔法のことば

娘のイライラに巻き込まれて心がざわつきそうなときは、私はそっとつぶやきます。

「ホルモンのせい。ホルモンのせい。」

この“おまじない”は意外と効果があって、
怒るより笑ってしまったほうが、家庭の空気が軽くなるのです。

今はまだ、波のある時期。
でもそれは、子どもが少しずつ“大人への第一歩を始める”準備をしているということ。

私たち親にできるのは、感情をぶつけ返すのではなく、
安心して戻ってこられる“土台”であり続けることなのかもしれません。

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