はじめに
「出産費用、無償化へ!」
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6538771
2026年度を目安に国は具体的な制度設計を決めるそうです。
そんなニュースを見て、思わず「おぉ~!」と喜んだ人もいるかもしれません。
でも、ふとこう思いませんでしたか?

出産タダになったとして…
それで、みんな子どもを産もうと思えるの?
正直、私は思いました(笑)そんな単純な話じゃないってば。
それだけで「よし!もう一人産もう!」とは、なかなかならないよね…と。
無償になるのは“入場料”だけ?
確かに出産費用って高い。
入院や分娩代、なんやかんやで50万以上絶対かかる。
それが無料になるのは、確かにありがたいこと。
でもね
出産は“ゴール”じゃなくて、“スタート”地点に過ぎない。
産んだあとに始まる「育てる日々」こそ、本当の大冒険です。
しかもこのご時世、忍耐と根性と金がいるハードモード。
「産めない理由」は、みんな分かってる
どうして子どもを持つことをためらう人が多いのか。
その理由って、実はみんなの中にあります。
- 仕事と育児、どう両立するの?
- ワンオペ、もう限界…。
- いや、2人とか3人とか、考えらんない。
- 教育費…大学までいくらかかるの?
- 保育園、入れる気がしない。
- 「がんばってるのに報われない」感、しんどい。
つまり、「産む瞬間」より「育てる毎日」に不安があるのだと私は思うのです。
少子化を止めるカギは、“安心して育てられる社会”にある
出産費用が無償になったら、それは嬉しい。
でも、それだけじゃ足りない。
もっと必要なのは、
- 頼れる保育環境
- 働き方の自由度(時短・在宅・柔軟勤務)
- 男女関係なく育休が取れる空気
- 教育費の支援
- 「一人で頑張らなくていいよ」と言ってくれる社会
つまり、「子ども産み育てることが精神的・経済的に辛く苦しくない」って思える社会。
おわりに:産むかどうかを「前向きに迷える」世の中へ
出産費用がタダになることは、決してムダではありません。
でも、それで少子化が一気に止まるとも思えない。
だって子育てって、毎日続くものだから。
「育てるって大変だけど、なんとかなるよ」
そう思える空気が広がったとき、きっと少しずつ変わっていくんではないでしょうか。
そんな未来を、私はちょっと期待してます。
今ある子育て支援がもっと身近に感じられるように。
わたしに出来ること、していこうと思っています。
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