【吉と出るか、吉と出ろ】子ども3人に中古MacBookを揃えた、母の思い切った決断

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昭和の終わりに生まれた私と、デジタルとの距離

昭和の終わりに生まれた私は
アナログとデジタルのちょうど境目を生きてきた世代です。

大学のレポートはテレビみたいなパソコンで書いてたし
調べ物はまだ図書館が中心で
インターネットは「どこにでもあるもの」ではなく
パソコンを扱えるといっても
その分野に進まなければ得意と言えるほど
できるようにはなりませんでした。

小学生の学びが“デジタル前提”に変わっている

けれど、今の子ども達を取り巻く環境は
私が想像する以上に“デジタル前提”へと移り変わっています。

検索して調べることは当たり前になり
パソコンで提出する宿題が出てきたり
総合学習の発表記事を作成したり
そもそもタイピングができないと学習が進まない場面もあります。

「小学生でここまでやるんだ…」と
驚かされることばかりです。

正直なところ、私はIT系の仕事でもなんでもなく
パソコンはそこそこ、“ちょっと毛が生えた”レベル。
だからこそ、思ったのです。

「パソコンはいつか出来ればいい」では遅いの…?
生活の中で自然と触れられる環境の方が
今の子どもたちには望ましいのかもしれない。

と、そんなことをぼんやりと考えてた矢先
娘が、ある日こんなひと言を口にしました。

「パソコンが欲しい」

娘は学校の貸与PCをよく持ち帰ってきていました。

クラスのレクリエーション係としてパワーポイントを作ったり
その資料を見やすくするためにCanvaを使ったりしています。
タイピングも大好きで高得点を取れるよう腕に磨きをかけています。

そんなある日、娘が突然

私、自分のパソコンが欲しい

理由はいたってシンプル。
「パソコンを触るのが好きだから」
娘の中では、パソコンは脳の外付けHDDのような役割のようです。

学校のパソコンは毎日気軽に持って帰れるわけでもなさそうだし
思い切ってマイパソコンデビュー?

…そんな思いが、私に芽生え始めました。

追いうちをかけた双子の“ローマ字とタイピングの壁”

そして決定的な出来事がもう一つ。

双子が宿題に出されたローマ字やタイピングに苦戦し
宿題が思うように進まない!!という困ったことが起き始めました。

何度書いても覚えられない。ちんぷんかんぷんってやつです。

もはやローマ字を「そう読む」ことが当たり前になってしまった私が
時間をかけて、うまく教えることがなかなか出来ませんでした。

「これは実際にキーボードを触った方が絶対に早い!!」
そう思いました。

ではどうするか。
誰のどのパソコンを触らせるか。という問題に発展します。

みんなでパソコンをシェア?

我が家にはパソコンが3台。

①12年前に購入した化石パソコン(HP)→台数にカウントすらできないレベル。
②3年前に購入した、まだ使える中古パソコン(HP)
③昨年購入した私専用のMacBook Air(整備認定済品/M2チップ)

現実問題、①は使用不可。
②は一応使えるんだけど、動作がもたつく場面が多く、毎日使うには
少しストレスを感じていました。
現在Macを使っている私にとって画面が見づらく、使いにくい。
③は私の宝物なので正直触らせたくない(笑)

迷った末、考えついたのが

子ども一人1台ずつ買い揃えてしまおうか…
それこそがパーソナル(個人用)コンピュータってもんだ

よく言われる
「学生にはWindowsだ、世の中はWindowsを中心として回っているんだ!」
みたいな観点、なんとなくありますよね。
うちの夫もよく言っています。

でもまぁ、こんな悩みはWindowsじゃなきゃ困ったその時に考えればいいと思いました。
向こう5年は使えればいいんです。
Officeが必要になったとあれば、Mac版をインストールすればいいし
どうにもこうにもならなくなったら、その時は売却を考えればよろしい。
MacBookは型落ちしてたってそこそこリセールがいいというのが売りなんです。

目的はパソコンに慣れ親しんでもらうこと。
使いにくくて飽きちゃった、では本末転倒なのです。

私が子ども達にMacBookを使わせたい理由は
なんてったって、液晶が美しい。
操作性が良い。直感的で使いやすい。
持ってるだけで、使っているだけで、モチベーションが上がる。
サポートも神レベル。

②を経験しての③を使っている私にとって
MacBook以外の選択肢は見つかりませんでした。

こんなにいい道具があるんだってこと
子ども達に知ってもらいたい。
単純にそう思ったのです。

どこでどんなMacBookを買うのか

最新のMacBookAir M4チップは約14万円します。
3台なんて到底ムリな話です(笑)

そうなると、まずどの機種を選ぶのが現実的か。

調べる中で分かったことは

  • 2020年のMacBookAirM1チップでも有り余る機能性
  • 子どもが使う用途はこれで十分

Appleシリコン(M1〜M5チップ)って何が違うの?

  • 処理速度(どれだけ速いか)
  • 電力効率(どれだけ省エネか)
  • 高度な作業への耐性(重たい作業をどれだけ同時にできるか)

ただしその差がはっきり出るのは、動画編集や3D制作、開発作業などの“プロ向け用途”であって、小〜中学生が使う用途ではM1チップでも性能は十分とのこと。

予算は3台20万円以内。
ざっと、児童手当2回分の金額です。

子どものために使うなら
こんな支出も未来への投資になるんじゃないかと
勝手に淡い期待を抱いています。

予算20万なら、一人6万円以内に抑えなければいけません。

どこで買えるのか探してみる、中古のPCショップ。
いろいろ見て見ましたが、6〜7万が平均的な金額ライン。
合計金額、若干オーバーしそうです…

母、もう少し安く買いたいな。

ここからは、リスクを背負っての判断になるのであまりオススメはしませんが
結果、いい買い物ができたのでお話しちゃいます。

まとめ

子どもにとって、
この母の決断が吉と出るのかどうかは、正直まだ分かりません。

でも
「いじってみたい」「触ってみたい」「作ってみたい」
その気持ちが芽生えたタイミングを
逃したくないと思ったのが正直な気持ちです。

吉と出るか、吉と出ろ。

そう自分に言い聞かせながら、
私は中古のMacBookを本気で探し始めました。

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