【切り替えが苦手な子の対応】三度の飯よりLaQ命!やる気スイッチが入ると止まらない双子弟の話

👹鬼ばばのリアル育児録

この記事は、発達グレーな双子の弟についてのリアルな育児記録です。
彼の特性とうまく向き合うことに重きを置きながら、その姿を見つめてリアルに綴ったものです。

鬼ばばを手こずらせる、なかなか手強い双子弟の
“切り替えが苦手・集中力が半端ない”特性にどう向き合っていくかを考えます。

はじめに:三度の飯よりLaQ命!創作スイッチが入ったら止まらない

いつになったら宿題やるんだよっ!!

毎日、毎日毎日…飽きもせずに言ってしまうこのセリフ。
特に我が家の双子弟は、“やる気スイッチ”がなかなか見つからないタイプです。

幼稚園の頃からハマり続けているLaQ

帰宅した瞬間、手も洗わず走る先はLaQの箱。
彼のやる気スイッチは”三度の飯よりLaQ命!”なところに埋まっています(笑)

「まず手洗うのが先でしょ👹!!!」
小3にもなるのに、なかなか手洗いを言われないと出来ません😭

「あ、そーだったそーだった!」
もはや確信犯です(笑)

そして、いったん創作のスイッチが入ると凄まじい集中力を発揮します。
横に人がいようが、時間が迫っていようが、集中モードは誰にも止められません。

“ちょっと待って”vs”もう待てない”の無限ループ

毎日、宿題に取りかかるまでに長い時間がかかります。

「ちょっと待って」が延々と続き、創作(LaQ)に没頭。

例えば、ある日は自作のLaQのコマを3種類作って、どれが一番長く回るかを比較実験していました。

――― その姿はまさに職人!!!
床に這いつくばって目線をコマに合わせ、何度も回しては改良を加える。

またある日は、マイクラで作ったキャラクターや建物なんかを忠実に再現。
複雑な屋根のある家を組み立てたり、剣と盾をもったキャラを作ったり。
うまいこと首が回せるようにしたりして。

そんな職人気質な息子に感心さえしてしまうほど(笑)

顔つきは真剣そのもの。
静かに、でも確かに“何かを生み出している”という自負がにじみ出ています。

今、地味に困っていること

創作欲が収まらないと始まらない

ある程度、創作欲が満たされないと、本人の中で気持ちの整理がつかないようで、なかなか宿題に向かえません。

“過集中”と言われればそうなのかも。

「ちょっとだけ!」「あと少しだけ!」

👉️次にやらなければいけないことへの切り替えがうまくいきません。
食事やトイレなど、生理的欲求が目の前に迫っていても、その創作欲になかなか打ち勝つことができません。

モジモジしてるなーと思ったら…トイレかよ!!
なんてこともしばしば。

宿題にかかる時間が長い

ひとたび宿題を始めたとしても、これまた字を書くのがとても丁寧で…
いい加減に終わらせることができないため、すべてに時間がかかります😭

👉️結果として一日の終わりがどんどん押し、就寝時間が遅くなることもしばしば。

全く懲りない

さらに困るのが―――

“始めるのが遅い→時間が足りなくなる”ということを、彼自身が実感として持っていないこと。

👉️前日に反省したはずなのに、次の日にはまた同じような流れを繰り返してしまう。

「あれは反省したフリか?笑」と若干がっかり。

翌日には「昨日もそうだったでしょ👹」とつい口を出してしまうのですが…
怒ったり責めたりするだけでは改善しないこともわかってきました。

親としての葛藤と、ちょっとした工夫

子どもと「終わり」を決める

「今やっていることを急に中断する」のは本当に苦手。

「誰かに決められた終わりの時間」ではなく「子どもに決めさせる」ようにすると
案外うまくいったりします。

一方的では、彼も約束を守ってくれませんが
「自分で決めた終わりの時間だよね?」
と話すと、スムーズに次の行動に移りやすくなったりします。

時間を“見える化”する取り組み

切り替えが苦手な双子弟に対し

砂時計「◯時◯◯分までね」と時間を“具体的に”かつ“見える化”するようにしました。

リビングの棚に置いているのは、5分・10分・15分・30分の砂時計。
「あと10分だけLaQして、そのあと宿題ね」と
あらかじめ約束すると、納得して次の行動に移りやすくなるようです。

切り替えられたら忘れずに”褒める”こと

約束通り、次の行動に移ることが出来たら

「自分で決めた時間で終わりにすることができて偉いね〜!」と。
具体的に、何ができたらか褒められているのかが理解できるように。

なんとなく褒めたり、出来るのが当たり前だと思わないように
これだけは注意しています。

グレー?それとも”あるある”?

特性としてのとらえ方

彼の”発達グレー”な部分がちらちらと垣間見える部分も。
🔸切り替えが苦手
🔸見通しが立てづらい
🔸やる気スイッチがなかなか入らない
🔸でも一度ハマると驚くほどの集中力を発揮する=過集中

特性のオンパレードや〜(笑)

小学生男子“あるある”かもしれない視点

とはいえ、こういう特性って、きっとウチの子だけじゃないと思うんです。

まわりの小学生男子を見ていても
🔸切り替えに時間がかかったり
🔸興味のあることにはすごい集中力を発揮したり

他のママに話しても「え、うちのコもそうだよー」で
笑い話で終わったり。
案外そんなもんかー、なんて思えたり。

これってただの”男子あるある”なのかも?

と思う瞬間があります。
え、私が気にし過ぎなの??なんて思えたり。

発達グレーという言葉に無理やり当てはめるより
「こういう子、他にもいるよね!?」と
今は少し肩の力を抜いて見ていけたらいいな、とそういうスタンス。

私自身の向き合い方

彼のそういった特性を理解しながら
日々の関わりの中でお互いにストレスをためすぎないようにしたいと思っています。

ただ「無理に直そう」とするのではなく
彼自身が社会の中で困ることがないような関わりができたら――
そんな思いで、日々接しています。

でも、過度に気にしすぎて、親子ともにしんどくなるのも本末転倒。

これはこれで、「この子のペースなんだ」と思える日も
少しずつ増えてきました。

そんなふうに揺れながらも
彼が心地よく過ごせるアプローチを、これからも一緒に探していきたいと思っています。

おわりに

切り替えの苦手さやこだわりの強さは、時に親として手を焼くポイントでもあります💦

でもその奥には
本人なりの「納得いくまでやりきりたい」という思いがあることもわかってきました。

思うように進まない日も多いけれど
それでも彼のペースを信じて、歩幅を合わせながら進んでいけたら。

今日も「いつになったら宿題やるの〜👹」とぼやいてる母ですが…

出来上がった作品を見てみると
将来の無限の可能性に少し胸がワクワクしてしまう母なのでした。

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