これまでの記事では、運動する意志を鍛えるのを諦め、AIとマシンピラティスへ判断を丸投げする3か月実験のルールを決めた。
👉【肉体リブート:Day-0】AI×ピラティスに判断を丸投げする40代主婦の3ヶ月実験
そして前回は、体重56kg、へそ周り77cmという自己最高のスペックを記録。見たくなかった現実とも、いちおう正面から向き合った。
👉【肉体リブート:測定編】体重56kg。マシンピラティス開始前の身体サイズを公開

計画と基準値は揃った。ここからはいよいよ実践編である。
今後のWeek記事では、実際にどのレッスンへ参加したのか、何が良くて何がきつかったのか、運動前後に何を食べたのか、体重はどう動いたのかを淡々と記録していく。
もちろん、都合のいい成功談だけを書くつもりはない。
行くのが面倒だった日、予約をキャンセルした日、間食した日、AIの提案を無視した日も、そのまま残す。サボった事実も、仕組みの穴を見つけるための立派な実験データだからだ。
これは単なるダイエット日記ではない。
何度も「続かなかった」を経験したあなたと私が、意志ではなく「仕組み」で40代のわがままBodyの主導権を取り戻すための作戦記録だ。
マシンピラティスを3ヶ月間続けるための「肉体輸送作戦」
やる気に頼らずスタジオへ行く
「今日は運動するかな」と考え始めた瞬間、怠惰な私は
- でも今日はちょっと疲れてるわ
- そういえばやる事あったわ
- んー、明日でもいっか
- ていうか、めんどくせー
と、いつもながら御託(ごたく)を並べ始める。そう、過去の経験から考えても、当日のやる気に判断を任せた時点で、私の敗北はほぼ確定している。
そこで今回の3か月実験では、スタジオに行くかどうかを当日に判断しないことにした。
予約した時間が近づいたら、魂と肉体を切り離し、自分の身体をスタジオまで連れていく。スタジオへ到着したあとは、インストラクターとマシンに任せればいい。
この連載では、スタジオへ自分の身体を運ぶ作業を「肉体の輸送」と呼ぶことにする。
前向きな気持ちも、燃え上がるやる気も必要ない。
肉体と魂は、一旦切り離す。

魂がついてこなくても、肉体だけは送り届ける。
指定時刻までにスタジオへ到着できれば、ひとまず輸送成功とする。
👉【肉体リブート:Day-0】AI×ピラティスに判断を丸投げする40代主婦の3ヶ月実験
アプリ予約と荷物の準備で逃げ道を塞ぐ
幸い、リントスルの予約はかなり柔軟だ。
2026年7月現在、私が使っているアプリでは、空席があればレッスン開始15分前まで予約できる。予約もキャンセルもアプリで完結するため、店舗へ電話する必要はない。
通常レッスンのキャンセル期限は開始1時間前まで。こちらはリントスル公式FAQでも案内されている。
つまり、急に予定が空いたり、奇跡的に運動する気が湧いたりしたときでも、レッスンへ滑り込める可能性は高い。

しかし残念ながら、私に「急に運動したくなる」という現象が起きる可能性は極めて低い。
そこで週の初めにアプリを開き、仕事と家庭の予定を見ながら、一週間分の輸送スケジュールを先に組むことにした。
基本の予約時間は、休みの日なら朝イチ。仕事の日なら昼休み。
仕事を早く上がれそうな日に、そのままスタジオへ滑り込む方法も考えているが、こちらはまだ試していない予備ルート。
持ち物は最低限で
- モジモジくんウェア上下
- 滑り止め付き靴下
- 汗拭きタオル
- 水素水ボトル(体験でプレゼントされたもの)
さらには、シャワーを浴びて帰る必要もないし、前後10分ずつの着替え時間を加えても、私が選ぶ30分レッスンなら合計50分ほどで片がつく。とてもシンプルだ。
仕事の日は、ピラティスの荷物を持って家を出る。せっかく持ってきた荷物を使わず持ち帰るのは悔しいので、昼休みに肉体ごとスタジオへ運ぶ。

肉体を、ただ指定時刻に納品するだけ。

マシンピラティスへ週何回いく?私の目標は週3回
最初のチェックポイントを30回にした理由
ピラティス界隈には、ジョセフ・ピラティスの言葉として広く知られている、こんなフレーズがある。

10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり
— ジョセフ・ピラティス
30回で身体がすっかり変わる。
本当に20回で見た目が変わって、30回で新しい身体が手に入る保証などもちろんない。
私自身も信じたい気持ち半分、「ほんとかよ」と疑う気持ち半分でいる。
それでも、終わりの見えない運動をただ続けるより「まず30回」と決めた方が動きやすい。まずはそこを一つの小さなゴールとして設定することにした。
週3回、最低でも週2回を目指す
週3回通っても、30回に到達するまで10週間。週2回なら15週間かかる。
今回の実験期間は3か月。
毎週2回では期間内の30回に少し届かない。そこで、3ヶ月間の目標は週3回、最低ラインを週2回とした。
1回以下だった場合も、「私の意志が弱い」で片づけない。予約時間や荷物の準備など、輸送システムのどこに穴があったのかを確認する。
Week1は、この肉体輸送システムの初回稼働だ。
Week1のレッスン記録
| レッスン回数 | レッスン名 | 強度 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | Total Body | ❤️2.5 | 30分 |
| 2回目 | Lower Body Make-up➕ | ❤️2.5 | 50分 |
| 3回目 | Strong Hip&Legs | ❤️3 | 45分 |
30分のレッスンは、動きのデモンストレーションがなく、最初からトレーニング中心。空いている時間がそこしかなかったので、初心者ながらエイヤーで参加。マシンの使い方もままならず、レッスンについていくだけで必死だったが、インストラクターが教えてくれたので安心して動くことができた。
Week1の体重・食事・サボり記録
体重推移

| 項目 | 体重 |
|---|---|
| Week1開始時 | 56kg |
| 最低体重 | 54.7kg |
| 最高体重 | 56kg |
| Week1終了時 | 54.7kg |
グラフを見てお気づきの方もいるかもしれないが、ゴールがさりげなく48kgと設定してある。
かつて双子の完全母乳で自らの血肉を削ぎ落とした時代のマイBEST?体重であるこの数字、もう一度夢を見るべく、あえて難関ゴールとして設定させてもらった。

あの数字がただやつれていただけ、という噂もあるが…
おそらくこの体重の減り(-1.3kg)は、便通だったり水分量だったりで誤差が大きな要因であると推測できる。来週にはまた増えているだろう。こんな簡単に体重が減ったら、もうとっくに減っているだろうから。
昼休みに行くレッスン前後の食事
昼休みにレッスンを入れるうえで、私が心配していたのは…
- レッスンの前後で空腹をきちんと満たせるのか
- 昼食を食べたという気持ちの満足感を得られるのか
- 午後の仕事を乗り切れるだけのエネルギーを確保できるのか
AIへ相談すると、レッスン前にはバナナなどの軽いエネルギー源、終了後にはプロテインなどのタンパク質をとるよう提案された。

ただ、毎回違う昼食を考えるのは面倒…
そこで昼休みレッスンの日は、補給物資を「バナナ、小さいおにぎり、プロテイン、ゆで卵、ちくわ」で固定することにした。
簡単なルールは以下のとおり。
基本の組み合わせは決めておき、食べる順番だけを、レッスン開始までの時間に合わせて変えて分割する。
- 開始まで1時間ほどあり
→ バナナと小さいおにぎりを先に食べる - 開始まであまり時間がない
→ バナナだけ先に食べ、レッスン後におにぎりを回す - プロテイン・ゆで卵・ちくわ
→ 基本的には終了後に食べる
ちくわと卵は多めに買い込み、ゆで卵は冷蔵庫に常備するようにした。仕事の日は、朝に冷蔵庫から昼食に食べるものを回収するだけ。
なお、固定するのは食品そのものではなく、組み合わせの役割である。ちくわにはそのうち飽きるだろうから、サラダチキンなど、持ち運べて食べやすいタンパク質へを代用案として考えておく。
今週のサボり記録
week1ということもありサボりなし、予約した3回を全て予定通り完遂した。
まとめ:週3回、肉体を輸送できたのか
Week1の輸送結果は、目標3回に対して3回。初週の勢いもあったとは思うが、肉体輸送システムは無事に初回稼働した。
一方で、レッスンの感想と食後の状態を記録しておらず、2週間後には細かい記憶がほぼ消えていた。身体の輸送には成功したが、データの回収には失敗した。
次週からは、レッスン直後に「良かったこと・きつかったこと・終了後の感覚」を一言ずつ残す。食事についても、午後の空腹と間食の有無だけ確認する。
今週の肉体輸送:3回/目標3回
累計:3回/30回
新しい身体まで、あと27回。たぶん。

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