【副業を始めた話・前編】あなたは悪くない――その「構造」が狂っているだけだ

旅の原点

人生の決定権を、理不尽な会社に明け渡すな

保育園のお迎えに間に合うか時計を睨みながら、残された業務を限界のスピードでこなす毎日。
それなのに、上司から理不尽な言葉を浴びせられ、悔し涙をこらえて作り笑顔を浮かべていないだろうか。

「子どもがいるから簡単に辞められない」
――そんな弱みを人質に、月給という名のサブスクとして消費される毎日。

誤解しないで欲しい。
私はあなたに「嫌なら今すぐ会社を辞めてフリーランスになろう」なんていう、現実を知らない綺麗事を言うつもりはない。家族がいる私たちに、そんな賭けは簡単にできない。

だからこそ私は、綺麗事を捨てて、冷徹な現実主義者になる道を選んだ。

マタハラに傷ついて泣き寝入りするわけでもなく、かといって感情的に飛び出すわけでもなく
――職場の甘い蜜を利用し尽くしながら、裏で副業のインフラを画策する。

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これが、私が泥沼の中で導き出し、実践してきた生存戦略である。


今だから笑って言えるが、わたしはまんまと洗脳されていた。
これから話すのは、このしくじりも込みの私一人のリアルな実体験だ。全員に当てはまるとは思っていない。ただ、これが私にとって、副業を始める最初のきっかけだった。

これは、ただの苦すぎるマタハラ体験談じゃない。
腹の中で舌を出しながら、会社の甘い蜜を吸い尽くすための処世術の話だ。

先に、理不尽な組織のバグった話をさせてほしい

ここは、一度足を踏み入れたら最後、都合のいい人間から順に食い潰される「蟻地獄」
7年前、私の身に起きたリアルな体験をここに記す。

「君が妊娠したせいで僕の計画がめちゃくちゃだ」

あの時、私が妊娠を伝えた瞬間に経営者が平然と放ったこの言葉を、私は一生忘れない。新しく宿った命も、私の人生も、彼らにとっては自分の利益を邪魔する「障害物」でしかなかったのだ。

ヤツはもう忘れただろうが、私は1ミリも忘れてないし恐らく死ぬまで忘れない。今でも、ふとした瞬間にあの理不尽な記憶がフラッシュバックし、時々「どうして?」と胸の奥から激しい悔しさがこみ上げてくる。

「他の人と足並みを揃えないと不公平だから」という、時給200円ダウン

そして妊娠を告げた直後、何の説明もなく、私の時給は突然200円引き下げられた。納得がいかずに理由を聞いた私に、彼らが平然と言い放った言い訳がこれ。

他の人と足並みを揃えないと不公平だから。また頑張ってくれたら戻すよ。

労働条件の不利益変更という明らかな法律違反を、さも「公平性」という正義の味方のような顔をして平然とやってのける。この発言に潜む「圧倒的な思考のバグ」に、あなたは気づいているだろうか。

経営陣は、現場の人間を人間として見ていない。月給や時給という名の「定額使い放題(サブスク)」で手に入れた、いつでも経営者側が都合よく使える部品だと本気で思い込んでいるのだ。

――当時の私には、そんな彼らの違法性を冷静に見抜く脳内メモリなんて、1ミリも残っていなかった。

【もし今、あなたが理不尽な労働環境に悩んでいるなら】
一人で抱え込まず、国が用意した無料の相談インフラを頼ってほしい。会社にバレずに客観的なアドバイスをくれる場所は、実はすぐ近くにある。

✔︎ 労働基準監督署(労基署) 明らかな法律違反(一方的な減給やマタハラなど)に対して、会社へ是正指導を行ってくれる機関。

✔︎ 総合労働相談コーナー 各都道府県の労働局にあり、あらゆる労働問題(いじめ、解雇、条件引き下げ)の相談にワンストップで対応してくれる窓口。

「代わりがいない、あなたがいないと困る」という密室「1on1」

さらにタチが悪いのは、このいびつな組織が仕掛けてくる「密室の罠」だ。

私が限界を迎えて「辞めます」と伝えたとき、呼び出されたのは周囲の目が届かない奥まった応接室での「1on1」

――これでは正常な判断力を奪われるのも無理はない。

代わりがいない、あなたがいないと困る。

何度もこの呪文を1対1の密室で浴びせられるうちに、徐々に彼らの言葉が「正義」に聞こえてくる。見事に説得され、自分が間違っているかのような錯覚に陥っていくのだ。ここで辞めようとする自分が、非情で冷酷な人間に思えてきて、仲間を裏切って逃げ出すような強い罪悪感に苛まれる。

あの時の私は、完全に、綺麗にマインドコントロールされていた。

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私が我慢すれば、すべてが丸く収まるのか…?

逃げ道を塞がれた脳は、そうやって思考停止に陥ったのだ。

窮地に追い込まれる「1on1」は、自分が悪いのかもしれないと錯覚に陥りやすい

オムツを忘れてブチギレる親と同じ、それは経営の怠慢である

だけど、冷静になって考えてみてほしい。なぜ奴らは、妊娠や育児という当然のライフイベントを「計画を狂わせるバグ」扱いして、個人を攻めたのか。 「人が足りない」のも、「現場が回らない」のも、あなたのせいではない。

例えるなら、予備のオムツも着替えも持たずに子どもと出かけて、出先で漏らした瞬間に

なんで今漏らすんだ!お前のせいで予定がめちゃくちゃだ!

そう言って、子どもに向かってブチ切れている親と同様。
彼らがやっているのは「経営」ではない。ただの人員補充のコストケチりだ。

ギリギリの綱渡りを放置し、穴があいたらあなたの「責任感」という、タダでむしり取れる消耗品で埋めているだけに過ぎない。

タチが悪いのは、彼らに搾取の自覚が微塵もないこと。 あなたが夜通し泣きながら守った現場も、ヤツらにとっては翌朝には忘れている「当然の景色」でしかない。

40代が会社の甘い蜜を吸い尽くす「副業インフラ」戦略

理不尽な構造が分かったところで、ではその次の話。

「そんな職場、今すぐ辞めて自由になろう!」なんて、守るべき家族や生活がある40代にとって、あてのない退職はあまりにも無謀。今の安定した収入は収入でキープする価値はある。

かと言って、理不尽に耐えて一生あいつらの消耗品として生きるのもイヤ。

そこで、私は別の道を選んだ。 感情的に飛び出すのでもなく、泣き寝入りするのでもない。
この小さな蟻地獄を、自分の人生をリブートするための「都合のいいインフラ」として徹底的に利用し尽くしてやる、という冷徹な現実主義だ。

私が仕掛けたのは、組織を都合よく転がす「大人の処世術」である。

「私はいつでも他へ行ける」という隠しカードの握り方

あのマタハラ地獄の理不尽を、度重なる育児の波に押し流されながら、ただ必死に耐え忍ぶ日々が続いた。毎日、自分の感情に蓋をするようにしてただひたすら生き抜き、ふと気がづけば私は「40歳」になっていた。

どこか焦りに似た、何とも言えない感情が胸の奥からじわじわと湧き上がってくる。

思い出すのは、あの時受けた理不尽な扱いの悔しさ。しかしそれ以上に、「これから私は一体どうすればいいんだろう」「40歳になった私に、今のこの事態をどう変えられるんだろう」という、先が見えない不安が重くのしかかってきたのだ。

私が駆け抜けた、あまりにもあっという間の30代。

命がけの出産と、終わりのない育児の荒波に揉みくちゃにされ、ボロボロになりながら組織のために戦い続けた。その果てに待っていたのがあの仕打ちで、そして40代になった今も、私は変わらぬ場所にいる。

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このまま、私は奴らの下でこのまま歳を取っていくのか?

何か行動してみよう。
その一心で、私はスマホを握りしめ、あいつらに内緒で自分の「本当の市場価値」を調べることにした。

一般的な転職サイトのような、登録した途端に「今すぐ面接へ行け」と求人を送りつけてくる押し売りは一切ない、完全中立の仕組み

それなら、今すぐ会社を辞める気が1ミリもなくても、ただあいつらの評価ではない、世間のまっとうな基準で自分の本当の価値を知るためだけに、これ以上都合のいい安全地帯はない。

奴らの手のひらの上から抜け出す、大人の処世術の第一歩はここからだ。

👉奴らに内緒で、自分の本当の市場価値を確認してみる
人生を変える隠しカード
  • 今すぐ辞める気が1ミリもなくてもリスクゼロ(強引な求人紹介は一切なし)
  • 全国300社以上のデータから、あなたの客観的な価値をまっとうに算出
  • オンライン相談対応。自宅のソファーからこっそり40代のリアルな現在地を確かめられる

多くの人が、この理不尽な構造にハマったまま40代をすり減らしていく。 あなたが今、どこのフェーズで奴らに脳内メモリをむしり取られているか、冷徹に現在地を確認してほしい。

以下は私のパターンなので参考までに。

あなたの現在のフェーズ今すぐ仕掛けるべき「生存戦略」
【過去】妊娠時
(脳内メモリ:120%パンク)
感情を無にして嵐が過ぎるのを待つ
「計画が狂った」というヤツらの暴言や、相談なしの違法減給には一切耳を貸さず、ただ耐えて嵐をやり過ごす時期
【過去】育児期
(脳内メモリ:残量ゼロの思考停止)
ヤツらの呪文をシャットアウトし、裏で牙を研ぐ
密室1on1で浴びせられる「代わりがいない」というマインドコントロールの呪いを完全に無視し、牙を研ぎ澄ます
【現在】40歳に到達
(脳内メモリ:怒りと焦りの臨界点)
ヤツらに内緒で「自分の市場価値」をスマホで掴む
あなたの真面目さを消耗品として使い潰そうとする組織の評価を捨て、世間のまっとうな基準を隠しカードとして握る
【未来】主導権の確保
(脳内メモリ:自由メモリ解放)
役職の肩書きと、職場の甘い蜜をストローで吸い尽くす
ヤツらの思惑を逆手に取り、組織の蜜を合法的に利用し尽くす

今、あなたがどのフェーズにいたとしても絶望する必要はない。スマホの画面をタップして「隠しカード」を握った瞬間から、ロードマップは一気に大逆転へと動き出す。

組織の甘い蜜をストローで吸い尽くす

先ほどの隠しカード(転職活動)を懐に忍ばせたまま、私はあえて「役職」というポジションをもぎ取りにいった。あいつらは私が「責任感」で引き受けたと思っているだろうが、私の目的はそんな薄っぺらいプライドではない。

狙いはただ一つ。

「役職ポジション」という確固たる肩書きを手に入れ、毎月の安定した給与という、組織の「一番美味しい蜜」をストローで合法的に吸い尽くすことだ。

会社を「最強のセーフティネット」として再定義した。

  • あいつらの目が届かないエリアで、虎視眈々と自分のビジネスを育てる
  • 定時になったら1秒の迷いもなくサクッと退勤する
  • 残された脳内メモリを、自分の副業インフラの構築に100%投資する

あいた時間とエネルギーをすべて自分の未来に突っ込む。あいつらが「働くお母さんに配慮してあげている」と思っている間に、私はその配慮の枠組みをフル活用して、裏で自分の主導権を取り戻すための牙を研ぎ続ける。

会社に尽くすと言う考えはもうやめた。
全ては自分の人生のため、これからは、会社を「利用する」と決めた。

「続ける」のも「見限る」のも、すべて自分が有利な立場で選べるようになるまで、この職場の甘い蜜を限界まで吸い取ってやる。

結論:手のひらで転がされるのは私じゃない、ここから大逆転のロードマップが始まる

会社を利用しながら、静かに次の一手を仕込む。

彼らに都合よく使われ、定年まで脳内メモリをノーコストで消費される側のままで終わるつもりなんて、私には1ミリもない。

これからは私が、会社の安定した給与と役職の肩書きを都合のいいインフラとして利用し(給与所得)、裏で自分の未来をビルド(=事業収入を得る副業)する側へとまわるのだ。

支配される側から、 合理的に組織を利用し尽くす側へ。
これが、私が泥沼の中で導き出し、40歳を転換点にして一気に突き進んできた生存戦略である。

ここまでが、私が「退職・転職以外の答えを見つけるまで」の話だ。

ただ、頭で分かってはいても「そんな時間、一体どこにあるんだ」というのが正直なところ。子育てをしながら、本業の役職もこなし、どうやって裏で自分だけの仕組みを仕込むのか。

次の話は、私がその時間を実際にどうやって生活から削り出し、1日の隙間時間を自分の未来へフルベット(全賭け)していったかについて、その具体的なタイムマネジメント方法をまとめてみた。

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さあ、次はあなたの番だ。
画面の向こうで、大逆転の続きを始めよう。

👉 後編:「今日も何もできなかった」を卒業するための10分間

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